11月15日より、Amazon オーディブルにて、
村上春樹さんによる小説『国境の南、太陽の西』を宮沢氷魚の朗読で配信開始します。
それに伴い、宮沢本人からのコメント動画も到着!
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『国境の南、太陽の西』は、1992年に刊行された村上春樹さんによる7作目の長編小説です。
バブル絶頂期の東京を舞台に、妻と二人の娘に囲まれ絵に描いたように幸せな日常を送る主人公が、かつて好きだった女性との再会をきっかけに物語が動き出します。日常に潜む不安をみずみずしく描いた村上春樹さんの代表的な作品の一つです。
今回、小説を1冊朗読するという機会をいただき、本人も「聴き手の皆さんが自由にキャラクターを想像できるよう、押し付けにならないよう意識しました。」とコメントしています。
是非、この機会に楽しんでいただければと思います。
【作品詳細】
国境の南、太陽の西
配信日:11月15日
著者: 村上春樹
ナレーター:宮沢氷魚
配信先URL :
https://www.audible.co.jp/pd/B0DLL5GBBS
今の僕という存在に何らかの意味を見いだそうとするなら、僕は力の及ぶかぎりその作業を続けていかなくてはならないだろう――たぶん。「ジャズを流す上品なバー」を経営する、絵に描いたように幸せな僕の前にかつて好きだった女性が現われて――。日常に潜む不安をみずみずしく描く話題作。
☆収録映像・インタビュー:
https://www.audible.co.jp/pd/B0DLL5GBBS
【宮沢氷魚コメント】
今回のオーディブル化にあたり、一冊の本を全て朗読するという貴重な機会をいただき、とても光栄に思いました。朗読に際して、誰が話しているのかが分かるよう変化をつけつつ、ある程度淡々と語ることで、聴き手の皆さんが自由にキャラクターを想像できるよう、押し付けにならないよう意識しました。村上春樹さんの作品は、暖炉の温かさや部屋の雰囲気などが、リアルに感じられる言葉の力を持っていると思います。日常のルーティンにちょっとしたスパイスを加えるように楽しんでいただけたら嬉しいです。